咳が続いているのですが、市販薬の小青竜湯と清肺湯を併用しても大丈夫でしょうか。 他にアレルギーで皮…


最もよく用いられる小青竜湯・・・風寒型のアレルギー性鼻炎


1970年代にこの疾患が注目され始めた頃、早くも葛根湯や小青竜湯が有効であることが知られていました。しかし、その後、病像が複雑になり、漢方薬でも数種類の処方では対応できなくなることが多くなりました。

この疾患が出現した頃から最もよく用いられているのが、小青竜湯です。症例報告も多く、研究も盛んに行われています。

毎年花粉症症状が強い患者さんの場合には、初めから併用することもあります。 ..

回答5:虎龍湯は強力な麻黄剤であり、残念ながらお勧めすることはできません。麻黄剤は胃腸の弱い方や狭心症などの心疾患を有する方と尿閉が起こりやすい方には不向きなのです。胃もたれタイプの方でしたら、六君子湯合麻黄附子細辛湯や苓甘姜味辛夏仁湯がお勧めです。これに眠気の心配の少ないタリオンやアレグラといった第2世代の抗ヒスタミン薬を支障(口渇など)のない限り併用して頂いています。よく口内炎ができるタイプの方は清熱作用のある黄芩・黄連が配合され鼻閉にも効果のある半夏瀉心湯がお勧めです。

最もエビデンスレベルの高い二重盲検ランダム化比較試験が馬場先生たちによって行われ、高い評価を得ています。これは、通年性鼻アレルギーに小青竜湯を用いて行った研究で、小青竜湯を使用した群はプラセボ(偽薬)群に比べて有意に優れており、全般改善度でみると、著明改善12.0%、中等度改善32.6%、軽度改善39.1%と好成績を示しており、有用度は46.2%という成績を残しています3)

回答4:小青竜湯はもともと「うすい鼻水が出るタイプの感冒(かぜ)」に有用で、ダニやハウスダストに対する通年性アレルギー性鼻炎の臨床治験においても優れた成績を示したお薬です。しかし、私が2007年にスギ花粉症に対する小青竜湯の治療成績を検討したところ、その有効率は45%でした。これは花粉症が風邪(ふうじゃ)と熱邪の両面の性質を持つからです。炎症を生じて、発赤した鼻粘膜や眼球結膜を清熱する方剤が必要となります。麻黄と石膏が配合された五虎湯を併用することで治療成績は有効率87%と飛躍的に向上しました。
五虎湯と小青竜湯の同時併用、これが私の命名した「虎龍湯」の正体です。錠剤での服用も可能です。咳が出るような激しい花粉症状にも対応出来ます。他には越婢加朮湯、五虎湯合川芎茶調散など清熱に配慮した方剤を勧めています。
一方、元来冷え症で、麻黄附子細辛湯など体を温める性質のお薬がよく効く方もいらっしゃいます。

古内先生らも、やはり通年性アレルギー性鼻炎に小青竜湯を用いた研究を行っておられます。有効率は有効以上で45.0%、やや有効以上を含めると77.5%に達し、全般改善度を重症度ごとにみると、有効以上の症例は重症で56%、中等症で38.9%を占めており、特に重症例において効果の高いことが報告されています4)


当院では、比較的眠気の少ない第2世代の抗ヒスタミン薬(アレグラ ..

咳、水のような鼻水や痰、くしゃみが続く風邪の初期症状に対して、小青竜湯は効果的です。この漢方薬には麻黄が含まれており、麻黄剤に分類されるため、身体の発熱を助け発汗を促進する作用があり、ウイルスの不活化に役立ちます。

市販もされている薬:副作用が少なく、安定的な効果があります = アレグラ ..

アレルギー性結膜炎は主に目のかゆみが特徴で、充血、涙目、目やになどの症状が現れます。小青竜湯には抗アレルギー・抗炎症の効果があるため、点眼薬と併用することで、角膜と結膜の症状を改善するのに役立ちます。

「ディレグラ」(後発品名:プソフェキ)は、第2世代抗ヒスタミン剤の「アレグラ ..

この記事では、漢方薬の小青竜湯とアレグラ(フェキソフェナジン)といった抗アレルギー薬の飲み合わせについて、現役薬剤師が解説します。

もちろん花粉症に使える漢方薬は小青竜湯だけではありません。 ..

鼻アレルギー診療ガイドラインによれば、 とされ、Bランクの推奨度が与えられています。 そのため、花粉症の鼻炎症状にも使用されています。小青竜湯だけで治療を行うこともできますが、この漢方薬には麻黄(まおう)という成分が含まれており、通常は長期間にわたって使用するべきではないため、鼻噴霧用のステロイド剤などと併用して治療するのが一般的です。また、抗アレルギー薬と異なり眠気の副作用がないのも特徴です。

単剤で使うこともありますが、抗ヒスタミン薬で効果がイマイチな場合に併用することもあります。 ..

花粉症がひどいから、小青竜湯とアレグラと一緒に飲みたい!
2種類以上の薬を飲む時に不安なのが、薬の飲み合わせです。

[PDF] 症状:①くしゃみ ②鼻水 ③鼻づまり ④目のかゆみ

気管支炎は、ウイルスや細菌による気管支の感染に起因する疾患で、通常風邪の症状の後に現れ、熱や痰を伴う強い咳が特徴です。一方、気管支喘息は、気道の持続的な炎症により、刺激に対して敏感な気道が狭くなり、発作的な呼吸困難を引き起こす疾患です。発作には咳や痰、喘鳴(ゼーゼー、ヒューヒューという音)が伴います。
軽度の気管支炎に対しては、小青竜湯が有効であるという報告があり、また気管支喘息に対しても、小青竜湯を気管支拡張剤と併用することで、痰の量、切れ、日常生活の点数、夜間睡眠の点数、くしゃみ、鼻水などの症状が改善することが報告されています。

(19)小青竜湯+(127)麻黄附子細辛湯 (19)小青竜湯+(95)五虎湯 ..

患者さんは47歳の女性で、10年前から春になると花粉症の症状に悩まされていました。くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの典型的な症状のほか、眼のかゆみも伴っていました。漢方薬を希望された理由は、これまでの薬は眠気が来て日常生活に支障が出るからというものでした。この方に小青竜湯エキスを服用していただくと、速やかに症状は軽快しました。持続時間は3~4時間とのことで、1日3回の服薬が必要でしたが、5月上旬になって症状が消失したので服用を中止しました。

②副鼻腔炎(蓄膿)を合併したら、抗生剤を併用することもあります。

小青竜湯は、どのような症状がある時に効果があるのでしょうか。小青竜湯が用いられる症状について説明いたします。

アレグラ)を、天気によって症状が強くなる時にはステロイドが少量配合されたセレスタミン(商品名)を併用する方法をおすすめしていました。 ..

というわけで、漢方薬の小青竜湯と抗アレルギー薬の飲み合わせについて、詳しくお話していきますね。

鼻水や鼻づまりに使う漢方薬として以下がありますね。 小青竜湯(しょうせいりゅうとう) ..

小青竜湯には、体内の水分バランスを整え、「水滞(水毒)」体質を改善する作用があることから、むくみを軽減する可能性は考えられます。また、麻黄や桂皮などが含まれているため、

[PDF] 特別対談: アレルギー性鼻炎、とくに 花粉症の漢方併用療法について

翌年の1月22日になると、ふたたび花粉症が出現し、同じように小青竜湯を服用していただき、この年は2ヶ月服薬して終了となりました。この方は、その後も、毎年春先になると花粉症が発症するので、そのたびに来院し、小青竜湯を服用しておられます。症状がひどいときにアレロック(オロパタジン塩酸塩)を頓服的に使用することもありましたが、本年に至るまで、小青竜湯の短期服用で、不快な症状に悩まされることも無く、快適に毎日を過ごしておられます。
このように、小青竜湯の有効な患者さんは、決して少なくは無いのですが、その後の研究の結果、一口にアレルギー性鼻炎といっても、その病態は、漢方的にも千差万別であることがわかってきました。

[PDF] 花粉症の治療 桔梗湯という漢方薬 こども健康セミナーのお知らせ

​​小青竜湯には麻黄が含まれているため、長期間の服用により胃もたれや胃痛などの胃腸障害が起こる可能性があります。胃腸が強い人や持病のない人は、花粉症の季節などに月単位で服用することもあるかもしれませんが、自己判断で漫然に長期間服用しないようにしましょう。

できれば併用は避けたいものですが、当院のバセドウ病患者が、アレグラ®(フェ ..

鼻水グッジュグジュになってしまった時。こういう時に、他の飲み薬はなかなかすぐに効いてはくれません。小青竜湯はとりあえず許容範囲内に症状を抑えてくれます(私の使用経験から)。天然のエフェドリン(後述参照)がはいっています。