※ジスロマック250mg/1錠を4錠の処方です※1日で4錠を服用してください
(禁忌)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。(重要な基本的注意)
8.1.アナフィラキシー・ショックがあらわれるおそれがあるので、アレルギー既往歴、薬物過敏症等について十分な問診を行うこと〔11.1.1参照〕。8.2.本剤の使用にあたっては、事前に患者に対して、次の点を指導すること〔11.1.2参照〕。
・中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群が疑われる症状[発疹に加え、粘膜(口唇、眼、外陰部)のびらんあるいは水ぶくれ等の症状]があらわれた場合には、服用を中止し、ただちに医師に連絡する(服用終了後においても前記症状があらわれることがある)。8.3.意識障害等があらわれることがあるので、自動車の運転等、危険を伴う機械の操作に従事する際には注意するよう患者に十分に説明すること。
8.4.アジスロマイシンは組織内半減期が長いことから、投与終了数日後においても副作用が発現する可能性があるので、観察を十分に行うなど注意すること。(特定の背景を有する患者に関する注意)
(合併症・既往歴等のある患者)9.1.1.他のマクロライド系又はケトライド系薬剤に対し過敏症の既往歴のある患者。
9.1.2.心疾患のある患者:QT延長、心室性頻脈(Torsadedepointesを含む)を起こすことがある〔11.1.8参照〕。(肝機能障害患者)
9.3.1.高度肝機能障害のある患者:肝機能を悪化させるおそれがある。(妊婦)
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。(授乳婦)
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること(ヒト母乳中に移行することが報告されている)。(小児等)
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。(高齢者)
患者の一般状態に注意して投与すること(アジスロマイシン経口剤の一般感染症の臨床試験成績から、高齢者において認められた副作用の種類及び副作用発現率は、非高齢者と同様であったが、一般に高齢者では、生理機能が低下しており、血中・組織内濃度が高くなることがある)。(相互作用)
10.2.併用注意:1).制酸剤(水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム)[アジスロマイシンの最高血中濃度低下の報告がある(機序不明)]。
2).ワルファリン[国際標準化プロトロンビン比上昇の報告がある(マクロライド系薬剤はワルファリンの肝臓における主たる代謝酵素であるチトクロームP450を阻害するので、ワルファリンの作用が増強することがあるが、アジスロマイシンでの機序の詳細は明らかではない)]。3).シクロスポリン[シクロスポリンの最高血中濃度の上昇及び血中濃度半減期の延長の報告がある(マクロライド系薬剤はシクロスポリンの主たる代謝酵素であるチトクロームP450を阻害するので、シクロスポリンの血中濃度が上昇することがあるが、アジスロマイシンでの機序の詳細は明らかではない)]。
4).ネルフィナビル[アジスロマイシン錠の1200mg投与で、アジスロマイシン濃度・時間曲線下面積<AUC>及び平均最高血中濃度の上昇の報告がある(機序不明)]。5).ジゴキシン[アジスロマイシンとの併用により、ジゴキシン中毒の発現リスク上昇の報告がある(P-糖蛋白質を介したジゴキシンの輸送が阻害されることにより、ジゴキシンの血中濃度が上昇することを示唆した報告があるが、アジスロマイシンでの機序の詳細は明らかではない)]。
6).ベネトクラクス[ベネトクラクスの効果が減弱するおそれがあるので、併用を避けることが望ましい(機序は不明であるが、ベネトクラクスの血中濃度が低下する可能性がある)]。(その他の注意)
15.1.臨床使用に基づく情報アジスロマイシンとの因果関係は不明だが、心悸亢進、間質性腎炎、肝壊死、運動亢進があらわれたとの報告がある。
15.2.非臨床試験に基づく情報15.2.1.ラットの受胎能及び一般生殖能試験(雄2ヵ月以上、雌2週間以上投与)で、20mg/kg投与の雄雌に受胎率低下が認められた。
15.2.2.動物(ラット、イヌ)に20~100mg/kgを1~6ヵ月間反復投与した場合に様々な組織(眼球網膜、肝臓、肺臓、胆嚢、腎臓、脾臓、脈絡叢、末梢神経等)にリン脂質空胞形成がみられたが、投薬中止後消失することが確認されている。なお、リン脂質空胞はアジスロマイシン-リン脂質複合体を形成することによる組織像と解釈され、その毒性学的意義は低い。(保管上の注意)
室温保存。
HSVは、1型、2型があり、かつては性器には1型、口の周りには2型が多かったですが、オーラルセックスにより、性器と口唇ヘルペスの違いがなくなってきました。
「液体窒素」による凍結は、皮膚科ではよく行われている方法ですが、陰部の尖形コンジローマには効果が高いと言えません。
外科的な切除法は文字通り病変を切除して、時に切除部分を縫合する方法で、局所麻酔で出来ることが多いですが、出血や痛みなどのリスクがあるため、薬物療法で治らない、大きい、再発をきたしやすい、などの場合にのみ行います。
なお、上記の副作用は全て発生するわけではなく、個人差があります。
副作用はほとんど報告されていません。
ただし、稀に皮膚刺激やかゆみ、発疹などが生じる場合があります。
副作用・アレルギー症状(発疹、かゆみ、息切れ、顔や口の腫れなど)が現れた場合は、直ちに医療機関を受診ください。
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副作用は、主に塗布部位の皮膚のトラブルです。紅斑といって、皮膚が赤くなるのが一番多いようです。塗布部位の洗浄が遅くなるほど起こり易い傾向があります。
言うまでもなく、塗布した後は手指を石鹸で洗浄して下さい。薬剤を洗い流す目的とHPVがついた手で周囲を触ると危険だからです。
また、腟内や肛門に直接塗ることは重大な皮膚障害を起こすことがあるため避けなければなりません。
ベセルナクリームは局所免疫を賦活化し、ウイルス増殖抑制作用とウイルス感染細胞障害作用により、身体が持つ本来のウイルス感染防御機構を介して病変を消失させると考えられています。
使用法は週に3日、例えば月・水・金のように曜日を決めてご自分で病変に塗るだけです。
ただし、6~10時間後くらいに洗い流さなければならないため、寝る前に使って、起きたときに洗い流す、と言う方法がお勧めです。
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17.1有効性及び安全性に関する試験
17.1.1進行したHIV感染者における播種性MAC症発症抑制の臨床試験(1)MAC菌血症の発症抑制
CD4100/mm3未満の患者を対象とした、2つの無作為二重盲検比較試験が行われた。試験1はアジスロマイシン(週1回1200mg)とプラセボを比較するもので、CD4平均値35/mm3の患者182例を登録した。試験2は723例の患者を無作為に、アジスロマイシン(週1回1200mg)単独投与、リファブチン(1日300mg)単独投与及び両薬の併用投与の3群に分けた。CD4の平均値は51/mm3であった。これらの試験の主要評価項目は、播種性MAC症の発症とした。その他の評価項目は、臨床症状がみられたMAC症の発現率、及び薬剤に関連した副作用による投与中止とした。試験1では、無作為に割り付けられたアジスロマイシン投与群患者85例、プラセボ投与群患者89例が試験の選択基準に適合した。6、12、18ヵ月目に集積可能であった転帰の累積発現率を次の表に示す。
--------------------------表開始--------------------------累積発現率、%:プラセボ(n=89)
MAC無発症で生存MAC発症有害事象追跡調査不能6ヵ月69.713.56.710.1
12ヵ月47.219.115.718.018ヵ月37.122.518.022.5
累積発現率、%:アジスロマイシン(n=85)MAC無発症で生存MAC発症有害事象追跡調査不能
6ヵ月84.73.59.42.412ヵ月63.58.216.511.8
18ヵ月44.711.825.917.6--------------------------表終了--------------------------
プラセボ投与群とアジスロマイシン投与群における播種性MAC症の1年間累積発現率の差(プラセボ-アジスロマイシン)は10.9%であり、統計的に有意(p=0.037)で、95%信頼区間は(0.8%、20.9%)であった。この差の解釈においては、有害事象発現患者数がほぼ同程度であり、また追跡できなかった患者数がアジスロマイシン投与群で少なかったことを考慮する必要がある。試験2では、無作為に割り付けられたリファブチン投与群患者223例、アジスロマイシン投与群患者223例及びリファブチンとアジスロマイシンの併用投与群に割り付けられた患者218例が選択基準に適合した。6、12、18ヵ月目に集積可能であった転帰の累積発現率を次の表に示す。
--------------------------表開始--------------------------累積発現率、%:リファブチン(n=223)
MAC無発症で生存MAC発症有害事象追跡調査不能6ヵ月83.47.28.11.3
12ヵ月60.115.216.18.518ヵ月40.821.524.213.5
累積発現率、%:アジスロマイシン(n=223)MAC無発症で生存MAC発症有害事象追跡調査不能
6ヵ月85.23.65.85.412ヵ月65.57.616.110.8
18ヵ月45.312.123.818.8累積発現率、%:アジスロマイシン/リファブチン(n=218)
MAC無発症で生存MAC発症有害事象追跡調査不能6ヵ月89.41.85.53.2
12ヵ月71.62.815.110.618ヵ月49.16.429.415.1
--------------------------表終了--------------------------1年間の累積発現率を比較すると、アジスロマイシンの単独療法はリファブチンと少なくとも同程度に有効である。
リファブチン投与群とアジスロマイシン投与群における1年間の累積発現率の差(リファブチン-アジスロマイシン)は7.6%であり、統計的に有意(p=0.022)で、多重性により調整した95%信頼区間は(0.9%、14.3%)であった。また、アジスロマイシン/リファブチン併用療法は、リファブチン単独よりも有効であった。リファブチン単独療法とアジスロマイシン/リファブチン併用療法における1年間の累積発現率の差(リファブチン-アジスロマイシン/リファブチン)は12.5%であり、統計的に有意(p<0.001)で、多重性により調整した95%信頼区間は(6.6%、18.4%)であった。この差の解釈においては、有害事象発現患者数が3群ともにほぼ同程度であり、また追跡できなかった患者数がリファブチン単独投与群で少なかったことを考慮する必要がある。(2)播種性MAC症の臨床症状
無作為に割り付けられたアジスロマイシン単独投与群又はリファブチンとアジスロマイシンの併用投与群の患者において、菌血症の発現率の低下に伴い、発熱又は寝汗、体重減少及び貧血などの播種性MAC症の徴候と症状の発現頻度が減少した。(3)薬剤に関連した有害事象による投与中止
試験1においては、薬剤に関連した有害事象による投与中止は、アジスロマイシン投与患者では8.2%、プラセボ投与患者では2.3%であった(p=0.121)。また、試験2では、アジスロマイシンとリファブチンの併用投与群(22.7%)の方が、アジスロマイシン単独投与群(13.5%、p=0.026)又はリファブチン単独投与群(15.9%、p=0.209)よりも投与中止例は多かった。17.1.2進行したHIV感染者における播種性MAC症治療の臨床試験
(1)MAC菌血症の治療播種性MAC症患者に対し二重盲検比較試験が行われた。この治験では播種性MAC症に罹患した246名のHIV感染者に対しアジスロマイシン錠250mg1日1回(n=65)、又はアジスロマイシン錠600mg1日1回(n=91)又は、クラリスロマイシン錠500mg1日2回(n=90)のいずれかを投与し、それぞれにエタンブトール錠15mg/kg1日1回を併用し、24週間投与した。12週時までは、3週ごとに培養と臨床所見の観察を行い、その後24週までは1ヵ月毎に実施した。24週目以後は治験責任医師の判断で一般療法に切り替え、最終追跡調査まで3ヵ月毎に追跡調査した。患者追跡調査は観察期間訪問から3.7年間(中央値:9ヵ月)行った。治療中あるいは治療後に検出されたMAC分離株は可能な限り入手した。
主要エンドポイントは24週目の菌消失とした。血液培養で2回連続したMAC陰性(培養未実施は除く)を菌消失の定義とした。解析はMACに対する投与前の培養が陽性であった全ての患者を対象とした。12週目の中間解析において、アジスロマイシン250mg群はクラリスロマイシン500mg1日2回投与群と比較し、明らかに菌血症に対する効果が低かったため、中止することとした。
アジスロマイシン600mg1日1回及びクラリスロマイシン500mg1日2回投与時の結果を次表に示す。アジスロマイシン600mg1日1回又はクラリスロマイシン500mg1日2回をエタンブトールと併用した患者の治療効果
--------------------------表開始--------------------------アジスロマイシンクラリスロマイシン差に対する95.1%CIa)
投与前培養陽性の症例数6857-24週目---
菌消失率46%(31/68)56%(32/57)[-28、7]死亡率24%(16/68)26%(15/57)[-18、13]
a)(アジスロマイシン-クラリスロマイシン)の差に対する[中間解析実施のため調整した95.1%信頼区間]--------------------------表終了--------------------------
24週目の主要エンドポイントである血液培養による菌消失率(2回連続した培養陰性)は、アジスロマイシン600mg1日1回投与群がクラリスロマイシン500mg1日2回投与群より低い値を示した。(2)投与前のコロニー数別菌消失率
両投与群において、24週目の菌消失率は、投与前のMACコロニー数の増加にともない減少した。--------------------------表開始--------------------------
アジスロマイシン(n=68)クラリスロマイシン(n=57)投与前のMACコロニー数24週目の菌消失率(%)24週目の菌消失率(%)
≦10cfu/mL66.7%(10/15)70.6%(12/17)11-100cfu/mL46.4%(13/28)68.4%(13/19)
101-1,000cfu/mL36.8%(7/19)38.5%(5/13)1,001-10,000cfu/mL20.0%(1/5)20.0%(1/5)
>10,000cfu/mL0.0%(0/1)33.3%(1/3)--------------------------表終了--------------------------
また、妊娠中、免疫力が低下して口唇ヘルペスや性器ヘルペスが再発することがあります。
1日2回、朝と夜服用します。発病初期に近いほど効果が期待できるので、 「ピリピリ」「チクチク」などの症状を感じた早期に服用を開始することが望ましいとされています。また、ヘルペスの再発抑制として1日1回服用を継続することもあります。
市販の口唇ヘルペス再発治療薬「アラセナS」。医療用抗ヘルペスウイルス成分ビダラビン配合。(製造販売元:佐藤製薬株式会社)
成人単純疱疹患者を対象とした本剤のアシクロビル対照二重盲検比較試験 (計59施設、300例、アシクロビル投与群:1回200mg 1日5回5日間投与) の結果としては、バルトレックス(バラシクロビル)の有効率(1回500mg 1日2回投与)は95.9%(141/147例)であった。
ジスロマック錠 250mg、ジスロマック細粒小児用 10%、ジスロマッ
単純ヘルペスウイルスの増殖を抑える飲み薬です。口唇ヘルペス、性器ヘルペスといった単純疱疹、帯状疱疹の治療、性器ヘルペスの再発抑制に使用します。
口唇ヘルペス · (再発性)性器ヘルペス · 乾癬 · とびひ・伝染性膿痂疹 · 円形脱毛症 ..
・アジスロマイシン、エリスロマイシンなどのマクロライド系抗生物質に過敏症のある方