【コブラ「DARKSPEED MAX(ダークスピード マックス)」フェアウェイウッド】
弾道が強く、直進性も高い。
標準シャフトのADは元調子好きには振りやすい。
パーオン率が上がった。
グリーン周りから転がす時にも使っています。
コブラはドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティー
ともコスパは最高だと思う。
他のメーカーの価格が高くなり過ぎているので余計にそう思う。打感も良い。
他のメンバーと被らないのも良い。
U4、U5の二本を使用中。
「フェアウェイウッドテスト」2022年トップ、2023年4位のコブラから新作「DARKSPEED(ダークスピード)」登場!暗黒に秘められた優れた性能とは?
我々の「クラブ性能テスト」が一段落する頃には、コブラの「DARKSPEED(ダークスピード)」フェアウェイウッドとハイブリッドが、業界最高の性能を誇るブランドたちと肩を並べていたとしても何ら不思議ではない。
コブラ『DARKSPEED シリーズ』ユーティリティ トラックマン試打
ドライバーでのせっかくのナイスショットも、セカンドショットでうっかりミスショットしてしまっては、もう水の泡。だからこそ、簡単に、安全に、攻められるユーティリティの出番である。海外ではハイブリッドと呼ばれるこのクラブはちょうどフェアウェイウッドとアイアンの合わせた“良いとこ取り”のクラブとして定着しているが、今どきのそれは、飛距離やコントロール性もとにかく進化。それでいて、クラブの特性である“やさしさ”もちゃんと備えたピン、コブラ、そしてキャロウェイの3ブランドの最新モデルをスイングコーチ・関 浩太郎、ヴィクトリアゴルフ六本木ヒルズ店・ゴルフクラブアドバイザー・浅賀裕之氏が徹底分析する。
「今回、僕が打った3本では、飛距離的にコブラ〈ダークスピード〉ユーティリティが一番飛びました。ヘッドスピードがある程度速いアスリートゴルファーに特に恩恵があるモデルですね。ダウンスイングで加速する感じ、そしてボール初速の速さは素晴らしい仕上がり。見た目のスタイリッシュなブラックも好みです」と関は〈ダークスピード〉ユーティリティのポテンシャルの高さを語った。
AI設計による「パワーシェルH.O.Tフェース」によってミスヒットにもより強くなった〈ダークスピード〉ユーティリティ。「パワーブリッジ&ソールウェイト」がもたらす高弾道でしっかりターゲットをとらえられる。
「コブラはその見た目のシャープさなど一見難しいイメージがあると思いますが、ある程度打てるアベレージゴルファーであれば問題なく扱えます。本国アメリカでは当たり前のように大人気のトップブランド。ですから、今回の〈ダークスピード〉シリーズは日本でも注目度が高まっています」(浅賀氏)
コブラ ダークスピード ユーティリティ は、低スピンの風に負けない強い弾道が打てます。
飛距離性能はトップレベル。
構えやすく、振り抜きやすい。打感は素晴らしい。
フェース下部のミスに寛容で、トップ気味でも許容範囲に収まってくれます。
アスリートも満足できる味付けです。欠点は見当たりません。
「DARKSPEED LS」には、3つのウエイトポート(リア、ヒール、トウ)がある。純正の『可変式ウエイト』は15g、15g、3g。キャビティ内には、38gのタングステンがヒールとトウの間に分割配置され、慣性モーメント(寛容性)を維持し、オフセンターヒット時のフェースの安定性を高めている。コブラによれば、テーラーメイドの「ステルス2プラス」フェアウェイウッドと比較して、「DARKSPEED LS」の重心は1.6mm低く、3mm前方に位置している。これは、スピン量が少し減り、飛距離は数段階伸び、ボール初速もわずかに向上することを意味する。コブラはまた、「DARKSPEED LS」のMOI数値を「ステルス2プラス」よりも40ポイント高いとしている。
【試打&評価】コブラ DARKSPEED ダークスピード ユーティリティ
このことからも、このモデルは大多数にアピールする可能性が最も高く、3モデルで最も売れそうだ。「LS」の恩恵を受けられるだけの初速が自分にあるかどうか不明で、「MAX」のドローバイアスは必要ないという場合は「DARKSPEED X」は無難な選択だろう。素材に関しては、「17-4ステンレススチール」のボディにカーボンクラウン、「475ステンレススチール」のフェースという構造。必要な主要テクノロジー(『パワーブリッジ』および『パワーシェル H.O.T. フェース』)に加え、「DARKSPEED X」のウエイト構成はシンプルだ。ソールの最後部に3gのウエイトが1つあるだけ。また、コブラの『MyFly8』可変スリーブを使用してロフト角(+/- 1.5度)と打ち出し角(ライ角)を調整できる。コブラ「DARKSPEED X」は、3番+/15度、3番HF /16.5度、5番/18度、7番/21度から選択可能。
アドレス時に「DARKSPEED MAX」と「X」を見分けるのは難しいかもしれないが、裏返してみればその判別は簡単だ。「MAX」はドローバイアスモデルとして、2つのウエイトシステム(リアに1つ、ヒールに1つ)を備えている。そしてお察しの通り、ドローバイアスのクラブである決定的証拠は、ヒールに追加のウエイト/質量があることだ。標準のウエイト構成では、リアポートにより重い15gのウエイトが配置され、ヒールには3g配置されている。それでもなおスライスが完全に改善されない場合は、ウエイトを入れ替えて、ヒールを15gにすることでドローバイアスを最大にする。同条件下であれば、「DARKSPEED MAX」は3モデル中で最も高弾道となり、ヘッドスピードが遅いゴルファーにとって最大のメリットがあるはずだ。コブラ「DARKSPEED MAX」は、3番/15.5度、5番/18.5度、7番/21.5度から選択可能。レディース用、ジュニア用もある。
<日本での純正シャフト・グリップ>【DARKSPEED LS(ダークスピードLS)」フェアウェイウッド】シャフト:・①オリジナル TOUR AD for Cobra (SR / S) ・②SPEEDER NX BLACK 60 (S) ・③TOUR AD VF 6 (S) ・④DIAMANA WB 63 (S) 本体価格:①57,000円 ②~④73,000円
グリップ:・ラムキン社製クロスラインブラック60R
【コブラ「DARKSPEED X(ダークスピードX)」フェアウェイウッド】シャフト:・①オリジナルSPEEDER NX for Cobra (R / SR / S)・②オリジナル TOUR AD for Cobra (SR / S)・③SPEEDER NX BLACK 50 (S)・④TOUR AD VF 5 (S)・⑤DIAMANA WB 53 (S)本体価格:①② 47,000円 ③④⑤ 63,000円
グリップ:・①ラムキン社製クロスラインブラック60R・② ~ ⑤ラムキン社製ブラックシルバー60R(②、③、④、⑤)
【コブラ「DARKSPEED MAX(ダークスピード マックス)」フェアウェイウッド】シャフト:・①オリジナル SPEEDER NX for COBRA (R / SR / S)・②オリジナル TOUR AD for COBRA (SR / S)本体価格:47,000円
グリップ:・①ラムキン社製クロスラインブラック60R・②ラムキン社製ブラックシルバー60R
2024年3月9日発売予定で、現在先行予約受付中。
「DARKSPEED」ハイブリッド(ワンレングスモデルを別にすれば、厳密には2つのモデル)は基本的に、「DARKSPEED MAX」と「X」フェアウェイウッドと同じ主要テクノロジーと素材を備えた“万人向け”の製品であるため、ここではざっくり紹介するに留める。ハイブリッドにおける主な違いは、それぞれのモデルが個別の(調整不可能な)ロフト構成になっているということ。そしてもちろん、「ワンレングスハイブリッド」はすべてのロフトで同じ長さだ。コブラによれば、「AEROJET」と比べて「DARKSPEED」は打ち出し角が1.3度高くなることで飛距離が1〜2段階伸びるという。