【超重要・厳重注意】 “クラリスロマイシン(CAM)”と併用禁忌の医薬品ラインナップ
現在、慢性副鼻腔炎の治療中で1日1回のクラリスロマイシンと毎食後のカルボシステイン、アンブロキソールを服用しております。
体質的に片頭痛持ちなのですが、これらの服用中に市販の鎮痛薬(バファリンやイヴなど)を併用しても問題はないでしょうか?
クラリスロマイシンは飲み合わせが悪い薬が多いと聞いたのでご相談させていただきました。
よろしくお願いいたします。
フィリピンの土壌から1952年に発見され、ペニシリン、セフェム系とは異なった化学構造で、抗炎症作用、免疫調節作用など抗菌力以外の作用もあるため、慢性閉塞性肺疾患などにも使用されています。歯科ではクラリスロマイシン(商品名:クラリス他)アジスロマイシン(商品名:ジスロマック他)が処方されることが多いです。マクロライド系は、安全性は高いですが、クラリスロマイシンは肝臓のチトクロームで代謝されるため、同じ部位で代謝される薬剤は併用注意となるために、併用注意薬があります。薬局などでご確認ください。重篤なものは併用禁忌となっています。
マクロライドアレルギーの患者さん
クラリスロマイシンの併用禁忌:自閉症などに用いられるピモジド(商品名:オーラップ)、片頭痛薬のエルゴタミン製剤(商品名:クリアミン、ジヒデルゴット)及び肺動脈性高血圧薬のタダラフィル(商品名:アドシルカ)に対してはピモジド、エルゴタミン製剤及びタダラフィルの血中濃度を上げるために禁忌です。肝臓、腎臓に障害があり、痛風及びベーチエット薬のコルヒチン服薬中の患者さんでは、コルヒチンの毒性増強のため併用禁忌です。
バファリンEX (一般用 第1類医薬品) (D01709) パナルジン錠100mg 他 (抗血小板剤) ..
フェキソフェナジンとバファリンプレミアムに含まれる乾燥水酸化アルミニウムゲルで、フェキソフェナジンの吸収量が減少し効果が減弱する可能性があるため、注意が必要。服用間隔を2時間あける。