ウゴービの処方に関して、これらの診断を医師から受ける必要があります。


食事・運動療法が十分に行っているつもりでも肥満が解消できない場合は、肥満をしにくい体質に改善する漢方薬の服用で、これを助けることが出来ます。


国内ではウゴービと同成分の医薬品である、「リベルサス」や「オゼンピック」が流通しています。

厳しいルールが設けられているのは、万が一に重篤な副作用が出た場合に、適切な対応を受けられる病院が限られているためです。

ウゴービの価格(公定薬価)は、薬の量によって5段階に設定されています。

ウゴービ処方の条件は、まず『BMI』が基準となっています。
BMIとは、[体重(kg)]÷[身長(m)]²で計算することが出来る『肥満度の指標』です。
日本肥満学会による肥満度分類は以下の表の通りになっており、BMIが18.5未満は「低体重(やせ)」、18.5以上25未満が「普通体重」、25以上が「肥満」とされます。肥満はさらにその重症度から、肥満(1度)〜肥満(4度)に分類されます。

これは100kgだとしたら15kgの減量になります。これまで、これほどの体重減少効果のある薬はなく、非常に期待できる薬です。

※2024年4月現在公表されている情報ではさらに下記の処方条件も満たす必要があります。

施設基準のルールは厳しく、国内でウゴービの処方を受けられる医療機関は少ないのが現状です。


最後にウゴービに関してよくある質問にお答えします。それぞれ見ていきましょう。

ウゴービは、厚生労働省が定めた施設基準を満たす病院でのみ処方を受けられます。

ウゴービは、に保険適用の肥満症治療薬として処方が始まりました。

高血圧、脂質異常症又は2型糖尿病のいずれかを有し、食事療法・運動療法を行っても十分な効果が得られず、以下に該当する場合に限る。

ウゴービは、製薬会社が一部の病院にしか販売していない薬のため、

リベルサスとオゼンピックは、どちらも食欲抑制や体重減少の効果が期待できる薬です。

ウゴービとマンジャロの違いは、含まれている成分や保険適用の条件です。

「ウゴービ皮下注」の発売開始は未定です。処方可能になりましたら改めてホームページでもお知らせいたします。

ウゴービの有効成分は「セマグルチド」で、GLP-1受容体作動薬です。

また、投与できるのは専門医がいる施設に限られますが、当院では肥満症専門医が常勤していますので投与可能です。 さらに、ウゴービを処方する施設において、食事療法などの肥満症治療を6ヶ月以上実施しても、十分な効果が得られない場合にのみウゴービを処方できるということも条件に加わっています。

Q なぜ太っているだけだとウゴービは保険適用にならないでしょうか?

肥満症の方が体重を減らすことで生活習慣病の発症を予防したりすることができ、健康寿命の延伸にもプラスの効果が働きます。

GLP-1ダイエットの違いは?注射と飲み薬はどっちが痩せるの?

この中で最も厳しい条件は教育研修施設であることです。
教育研修施設に、入院ベッドを持たない、ほぼ全てのクリニックや診療所は教育研修施設には該当しません。
従って、ウゴービの保険適応となる患者さんはかかりつけ医で基本的な投薬や食事運動指導を受けた後に、ウゴービの使用がやむをえず必要とされる方に限り、総合病院へ紹介という流れになると思われます。

ウゴービは、糖尿病治療薬の「オゼンピック」「リベルサス」と同成分で ..

オゼンピックとウゴービの有効成分は同じですが、オゼンピックの最大投与量が1.0mgなのに対して、ウゴービは最大2.4mgの投与が可能になっています。 オゼンピックは糖尿病治療薬として有名で体重減少効果がありますが、同じセマグルチドを使って、オゼンピックの最大2.4倍を投与することができるので、食欲抑制効果や胃の蠕動運動を抑える効果がより大きくなります。 その結果、肥満に対して非常に効果があるのです。

ダイエットに効果が期待できる?GLP-1受容体作動薬の飲み薬とは

上述の処方条件に合致する方であれば、費用面で有利な保険診療のもとでウゴービが使用出来るのでお勧め出来ると言えるでしょう。

リベルサスと同種同効薬の注射薬である「サクセンダ」、「ウゴービ」が、米国FDAで肥満治療薬として承認されています。 「リスク、副作用」

1日1回皮下に注射するタイプの薬で、ビクトーザと同じ成分です。
症状に合わせて0.6mg~3.0mgを投与します。0.6mgずつ投与量を調整でき、3.0mgまで投与できるためビクトーザに比べて効果を実感しやすい薬といえるでしょう。

ウゴービ®とオゼンピック®、リベルサス®の薬価を比較してみます。 この記事は「かんたん登録」対象の記事です

体重の変化率は−9.9%〜−13.4%となっています。このデータから一定の体重減少効果があることがわかります。

リベルサスとは?ダイエット効果・飲み方・副作用・安全性について

なお、ウゴービでの肥満症治療の際には、定期的な通院や・食事療法の併用が必要です。

マンジャロ15mgはオゼンピック1mgやリベルサス14mgと比較しても有意にHbA1cを低下させた。 ..

自費診療のためウゴービよりも高額ですが、処方条件が緩く、肥満症や糖尿病の診断がなくても処方を受けられます。

経口GLP-1受容体作動薬「リベルサス」の凄さとは!?【注射嫌いな方に朗報!】 【リブレとの違いは?】

高血圧、脂質異常症、または2型糖尿病のいずれかを有する肥満症があり、かつ食事療法と運動療法を行っても十分な効果が得られない人のうち、BMIが35 kg/m2以上、もしくは以下の示す肥満に関連する健康障害を2つ以上有する BMIが27 kg/m2以上がウゴービ使用の対象になります。

:00 オープニング0:43 ウゴービについて2:06 保険 ..

ウゴービとリベルサスはどちらも同じ成分の薬ですが、投与方法や使用頻度に違いがあります。

リベルサスの効果や副作用は?処方や保険適用の条件・飲み方を解説

なお、ウゴービの効果は、日本を含む国際共同臨床開発プログラム「STEP」に基づいています。